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倉敷市が同和教育基本方針を本日付で廃止

08年03月31日 yoshioka

長い間懸案であった倉敷市の「同和教育基本方針」がついに本日3月31日をもって廃止される。今日はその最終日。倉敷市教育委員会への基本方針廃止は、全解連時代から地元組織が一貫して要求したきたものだ。

倉敷市では、2月に教育委員会で審議し廃止を決定。3月の市議会と文教委員会には廃止を事務局提案として提出。議会でも議員の質問に吉田教育長が明確に「3月31日付けで廃止する」と答弁。

倉敷市では、今後、市が策定している「総合計画」の中の「同和」に関する位置づけを特別なものにさせないことが重要となってくる。

これで、岡山県内における同和教育基本方針の存在は岡山県と和気町のみとなった。県教委の動向が県民から注目されるところだ。

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捨て猫の悲劇におもう

08年03月31日 yoshioka

我が家の近くで生活している♂のシャム猫。彼の年齢は不詳だが、約1年半ちかく前にそれまで飼われていた家の人が引越ししたため置き去りになったようだ。当初は、毛色も綺麗だったが、その後薄汚れてしまった。

彼は、まともに餌をとることを知らず痩せていた。みるに見かねて餌をやるとほぼ毎日顔を見せにくるようになったが、我が家の飼い猫とはよく喧嘩している。そんな彼が、あるとき顔に大変な怪我(両目の上が大きく切れて、お岩さんのような顔)をしていたことがあった。まだあまりなついていないので捕まえて医者にいけなかったが毎日の缶詰が効いたのか、傷は早めに直り今では元通りの顔になったのだが、いまではよく太って、まるで狸のような風貌に。 続きを読む »

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5/1人権啓発ハートフル講座に「辛淑玉」来岡決定

08年03月26日 yoshioka

20080325.jpg岡山県・県教育委員会主催の「人権啓発ハートフル講座」のご案内です。今回のハートフル講座は淑玉(シン・スゴ)さんの講演会となったようです。募集定員300名(入場無料)、応募〆切4/18必着。《応募用紙PDF》

演題は 「一ふみこんで・・・」~こんなとき、あなたならどうする~岡山で彼女の講演を聴ける機会はそんなにないでしょう。応募は、〒700-8570 岡山県人権・同和対策課「ハートフル講座」係りまで、当選発表は入場整理券の発送をもって、4/23発送予定。応募はお早めに!

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福岡「県同教裁判」完全勝利!

08年03月26日 yoshioka

24日の福岡高裁での判決で、裁判長は「それでは判決を言い渡します。主文、控訴棄却・・・。」100人収容の大法廷に入りきれない傍聴者は外で待機。

この瞬間、予期していたこととはいえ、法定は一瞬静寂につつまれました。ついに私たちの完全勝利となりました。判決で牧弘二裁判長は、元教諭や当時の校長らに約310万円の返還請求をするよう麻生知事に命じた一審・福岡地裁判決を一部変更し、職務専念義務免除出張も違法として、約20万円を加算した約330万円を請求するよう命じ、原告側の主張を全面的に認めました。

20080323.jpg★判決後、弁護士会館で行われた「記者会見」と「報告集会」では、弁護団、原告団、支援者代表などが「本集会を福岡県教育委員会に控訴を断念させ、この判決のもつ意味を全国的に活かしきる闘いの出発点にしよう」と呼びかけると、会場から大きな拍手とともに「そうだ」の声。

報告集会終了後、参加者の代表団は、福岡県教育庁を訪問し控訴を断念するよう申し入れを行いました。控訴断念の声を全国的に届けようと全国人権連ブログでもその内容を掲載していますので、その点についてはそちらのブログをチェックして下さい。なにはともあれ有意義な判決でした。

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選挙の自由を奪う「公選法」は世界の流れに逆行

08年03月25日 yoshioka

23日、大分市内で豊後高田市議会議員の大石忠昭さんに対する公選法選挙弾圧事件の最高裁判決報告集会が行われ、岡山から6名が参加しました。全体では200名くらいの参加だったと思います。結果的に、大分地裁・福岡高裁判決で問題となった公民権停止は破棄されたものの罰金15万円という判決内容になりました。公民権停止が破棄されたのはあたりまえのことですが、罰金がついたのは残念です。

裁判では地元の保守系議員や自民党議員までもが、裁判で「大石議員は豊後高田になくてはならないすばらしい議員」だと日常活動の正当性や大石さんの人柄を証言しています。また、エリザベス・エバットさんやシン・ヘボンさんなど国際法や欧米諸国の選挙法に詳しい方々の証言でも他の先進諸国と比較して日本の公選法はあまりにも問題だらけであることが裁判を通じて明らかになりました。

大石さんや支援した全国各地の多くの皆さんは、報告集会で壇上からこれからは、世界の流れに逆行している日本の公選法自体を変えさせていく国民的な運動が必要だと口々に述べ会場は大きな拍手で包まれました。選挙はもっとのびのびと明るく自由にやるべきです。そんなことを考えさせられた報告集会でした。

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