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「3・11祈り集会」

15年03月17日 yoshioka

311」の東日本大震災・福島原発事故から4年が経過するなか、被災し全国各地で避難生活を送っている人たちはいまも20万人以上。安倍内閣は、戦争できる国づくりと原発の海外輸出や再稼働ありきという姿勢をより鮮明にしている中で、「けしてあの日を忘れない」「原発はいらない」と、3月8日、今年も岡山市民会館横の石山公園で「3・11祈り」集会が開かれ、様々な団体が登壇し、歌や音楽、トークで原発の廃止と被災者支援、被災地の復興に願いを込めました。集会終了後、岡山駅前までパレードが行われました。

午後からは、ブダペスト協会等でいろいろな取り組みが行われました。また、この日は、国際女性デー集会も午後から取り組まれ、戦争や原発のない平和な社会を求めて学習が行われました。

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第11回県連総会と東日本復興支援バザー

14年04月22日 yoshioka

4月20日、岡山市北区津島の岡山県労働福祉事業会館大ホールで岡山県人権連の第11回定期総会を行いました。代議員制100人。

この日は、朝8時から総会終了後に行う2回目の東日本復興支援バザーの会場づくりと物品などを並べる作業と同時に総会会場づくりを事務局と三役などで行いました。9時には受付を開始して9時30分から総会をはじめ、11時30分には総会を終え、ただちに支援バザーを執り行いました。

バザー用品は、朝堀のタケノコや鯛飯、おこわ、赤飯、いなりずし、バックや小物など様々な生活物資などが会員さんやNPO地域人権みんなの会の会員さんたちから寄せられ、食べ物はあっという間に売り切れる大盛況でした。

この日の売上は、約5万円。県連に会員さんたちから寄せられていた支援カンパや青年班が独自に物品販売等で貯めていた財政とあわせて、気持ちのこもった財政をもとに4月26日からお米や野菜、支援金などをたずさえて青年たち3人が岩手県宮古市に向います。このブログを書いている横で青年たちがその準備をしているところです。無事、元気で行ってきてほしいと願っています。善意を寄せていただいた皆さんに心から感謝しています。

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3/9 岡山で「3・11祈り」集会に380人参加

14年03月10日 yoshioka

3月9日の日曜日、イレブンアクション岡山など県下の様々な立場で「脱原発」「東日本復興」を願っている団体や個人が思想信条の壁を乗り越えて実行委員会を組んで「3・11祈り、トーク&ウォーク」を開催しました。

岡山市民会館横の石山公園には380人の人たちが集い、原発をなくして再生可能なクリーンエネルギーへの転換の重要性や必要性について考える時間を共有しました。

また、集会は講演や音楽、フラダンスなど多彩な催しが行われ、会場から大きな拍手が出演者に送られました。

10時から1時間余り集会を行った後、参加者は隊列を整え、プラカードや風船を手に、岡山駅前までウォーク。沿道の人たちに「原発いらない」「原発バイバイ」とアピールしながら行進しました。小さな子どもたちを連れて岡山に避難している被災者の人たちも一緒に歩きました。

この日は、震災から3年が経過し日曜日ということもあって全国各地で同様な取り組みが行われたと夜のニュースで目にしました。明日は3月11日、東日本大震災からまる3年を迎えます。復旧復興、住む場所と仕事の確保、自治とまちづくり等、課題は山積したまま、原発廃炉の進展もよく見えない中で、安倍内閣は原発再稼働、海外への売り込みを積極的に進めるています。被災者は置き去りにした政治であってはなりません。

神戸でも震災から19年が経過する中で、被災者への仮設借り上げ住宅からの退去の時期が来ていると伝えられています。2つの大震災と原発事故を経験した私たちは、いま改めて自然の力の大きさと全てを解き明かしたかのように錯覚し原発をつくりだした万能でない科学技術の暴走に一定の歯止めをかけることの重要性を再考する時期にきているのではないかと思います。

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2013年度「人権と文化のつどい」に460人超の参加

13年04月15日 yoshioka

岡山市段階の人権連組織である人権岡山主催の2013年度「人権と文化のつどい」が、4月13日、岡山市北区石関町の「岡山県総合福祉会館」大ホールで開催され、県外からの参加も含めて460人を超える人たちが、津軽三味線奏者の蝦名宇摩さん親子のかろやかで、力強い演奏と歌に聴き入りました。蝦名さんは東日本大震災・福島原発事故による放射能汚染から子どもたちを守るために、埼玉から岡山県瀬戸内市に避難して、現在、瀬戸内市を拠点に活動中の女性です。この日、蝦名さんは、会場入り口で仲間たちと一緒に講演前と終了後、夏休みに福島の子どもたち30人程度を瀬戸内市に招待して、放射能のことも心配しないでゆっくりした時間を過ごしてもらいたい、そのための募金をお願いしますと訴えていました。

津軽三味線の魅力たっぷりなステージが堪能でき、演奏終了後、会場から惜しみない拍手が鳴り響きました。講演前の小出裕章さんも会場の最後列で椅子にかけ、蝦名さんの演奏とお話しにじっくり耳を傾けていました。

つづく小出裕章さん(京都大学・原子力実験所助教)の講演に関しては、県内での各団体へのチラシ配布の他、このブログで案内したり、フェイスブックでも少し掲載したことなどもあったからか、講演日のかなり前から電話での問い合わせがかなりあり、市民的反応が大きかったのが印象的でした。

4月13日、当日も受付の前に親子連れの人たちを含めて、若い人たちから高齢の方たちまで幅広い参加者でいっぱいに。受付する側(私も含めて)もてんてこ舞い。会場内では、蝦名さんの津軽三味線の音色と娘さんの太鼓のリズミカルな音の邪魔をしないようにありったけの椅子を次々に並べるのに大変でした。一番たくさん並べてくれたのは平和書房の相木さん御夫妻でした。本当に感謝です。

小出さんの講演は、放射能、物理学、シーベルト、ベクレル、少し気合いを入れて聴かなくてはとおもっていた講演内容を、誰が聴いても、とてもわかりやすく順を追って説明が行われました。プロジェクターを使って、原発とはどういう構造なのか、図解して説明。また、よくいわれている原発が稼働しなくなったら電力不足に陥るというまことしやかな説について、他の火力発電、水力発電などと比較したグラフを使用して実際には、そんなことにならないことを数値を示して説明しました。

更に、小出さんは、岡山県と鳥取県の境にある「人形峠」のウラン採掘が日本の原子力の原点になったことをあらためて紹介し、放射能を帯びた残土などの行き先がアメリカであったり、今度はモンゴルへと考えている日本政府のあり方をするどく避難しました。その人形峠にある国の施設内で、最終的な核のゴミを地中に埋める為の予備的な深さ1000mのボーリングがすでに終わっている現状等も紹介しました。

小出さんは、自身が若い日には原子力の平和利用を考え、いまの道にすすんだことや、放射能を扱う人たちと一般の人たちの1日にあびてもよいとされる放射能の被曝量などについても触れ、政府が一般人があびてもよいとしていた1日1ミリシーベルトという数十年間まもられてきた約束事をいまになって、1日20ミリシーベルトあびても健康に支障がないなどと国民を欺くのは間違っていると強く避難しました。

講演終了後、会場からは大分から来たという参加者もいて、何人もの人たちが質問をして、中には長めの討論になっていた場面もありました。これも「この機会にぜひ聴きたい」という強い願いが表れたのではと感じました。会場の後片付けをしていても、「いい講演だった」「本当によくわかった」という声が聞こえていました。写真などは後日、この記事の中にアップします。

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岡山「3・11祈念」3・10集会とパレードに行ってきました

13年03月11日 yoshioka

石山公園、主催者あいさつ3月10日の日曜日、全国各地で「3・11東日本大震災」の犠牲者やその後の孤独死など関連死された方々に思いを馳せ、原発被害のことなどについても改めて考える位置に地となりました。岡山市内でも岡山市民会館横の「石山公園」で市内パレードを前に集会が開催され、主催者を代表して大塚愛さんがこの2年間を振り返り、あいさつを行いました。この日は、あいにくの雨模様で前日の晴天とはうってかわって肌寒い一日でしたが、多くの人たちが集会に参加していました。大坂から駆け付けた青年は舞台でギターを弾きながら自作の歌を熱唱。津軽三味線の蛯名宇摩さんも娘さんと一緒に舞台で即興でつくった曲を披露。東日本大震災、福島原発への思いを歌にして披露しました。舞台音響はすべてソーラー大八車の発電によるものでした。

大八車を先頭に集会後、市内パレードでは、ソーラー大八車とメッセージ性の高い横断幕を先頭に子どもたちも加わって、岡山市職員労働組合のメンバーが創った「替え歌?」でにぎやかでした。参加者は風船や献花用の花を会場で買い求めていました。西川付近でパレードは終わり、私も花を手に下石井公園の祭壇に献花をしに行きました。親子ずれや高齢者、子どもたちも次々と献花していました。3月11日、今日も全国で、また東日本の被災地で様々な取り組みが行われます。

市内行進、信号待ち下石井公園で献花 けして忘れません、あの日の事

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