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特定秘密保護法案 反対

13年12月6日 yoshioka

「何が秘密か、それは秘密です」、恣意的に運用されかねないとの疑念が払しょくできない悪名高い「特定秘密保護法案」。充分な議論も説明もないまま、自民党・公明党のヤリタイ放題の与党とみんな・維新の合意で、この間、衆議院安全保障特別委員会での強行採決、衆議院本会議での強行採決、そして参議院特別委員会でも同様にそそくさと強行採決、本日、夜にも参議院本会議でまたもや強行採決という流れになっている。

全各地で「反対」の声が渦巻き、5日には国会・首相官邸前に「人・人」の波ができ、「反対」の意思表示が行われた。

同法案については、「よくわからない」「法案の中身を知らないので良いのか悪いのか判断できない」という人や「国の防衛や国家機密は守らなくてはいけないので必要なのでは」という人たちもまだ多い。修正合意された法案の中身は、すでに新聞紙上でも報道されているが、残念ながら見ていない人が多いということなのだろう。本質は何も変わっておらず、「国にとって、政権にとって都合が悪いことは、例え国家的犯罪であろうとも漏らした場合、スクープした場合、懲役刑が待っている」というシロモノだから、本当に物騒この上ない法案です。

「物言わぬ国民」をつくりだそうとする安倍政権。その本質は、6年前の第1次安倍内閣のときと同じです。「強行採決」という「数の暴力」、こちらもまったく同じ手法。しかし、この政権を生み出したのも国民です。

岡山県人権連は、この間、首相官邸に向けて、「反対」署名を4回送付してきました。更に、衆参両院の特別委員会メンバーをはじめ、岡山県選出の国会議員にも同様に「反対」の文書をFAXしてきました。

何とさておき、6日、本日も全国各地で「反対」の宣伝行動が行われます。岡山でも駅前で緊急宣伝行動が17時30分から行われます。私たちもこの宣伝にいきます。まだ、この法案の中身をよく知らないという人たちに、危険な中身を伝え、「反対」「撤回」の声を大きくして行きましょう。

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