| 岡山県地域人権運動連絡協議会 | 全国人権連 |

3/9 岡山で「3・11祈り」集会に380人参加

14年03月10日 yoshioka

3月9日の日曜日、イレブンアクション岡山など県下の様々な立場で「脱原発」「東日本復興」を願っている団体や個人が思想信条の壁を乗り越えて実行委員会を組んで「3・11祈り、トーク&ウォーク」を開催しました。

岡山市民会館横の石山公園には380人の人たちが集い、原発をなくして再生可能なクリーンエネルギーへの転換の重要性や必要性について考える時間を共有しました。

また、集会は講演や音楽、フラダンスなど多彩な催しが行われ、会場から大きな拍手が出演者に送られました。

10時から1時間余り集会を行った後、参加者は隊列を整え、プラカードや風船を手に、岡山駅前までウォーク。沿道の人たちに「原発いらない」「原発バイバイ」とアピールしながら行進しました。小さな子どもたちを連れて岡山に避難している被災者の人たちも一緒に歩きました。

この日は、震災から3年が経過し日曜日ということもあって全国各地で同様な取り組みが行われたと夜のニュースで目にしました。明日は3月11日、東日本大震災からまる3年を迎えます。復旧復興、住む場所と仕事の確保、自治とまちづくり等、課題は山積したまま、原発廃炉の進展もよく見えない中で、安倍内閣は原発再稼働、海外への売り込みを積極的に進めるています。被災者は置き去りにした政治であってはなりません。

神戸でも震災から19年が経過する中で、被災者への仮設借り上げ住宅からの退去の時期が来ていると伝えられています。2つの大震災と原発事故を経験した私たちは、いま改めて自然の力の大きさと全てを解き明かしたかのように錯覚し原発をつくりだした万能でない科学技術の暴走に一定の歯止めをかけることの重要性を再考する時期にきているのではないかと思います。

分類・ 東日本大震災, 備忘録 |

コメントをどうぞ

Please note: Comment moderation is enabled and may delay your comment. There is no need to resubmit your comment.