高梁市発行の人権啓発リーフ
25年05月24日
yoshioka
高梁市が毎年、市内全世帯向けに発行している「人権啓発リーフレット きずな」A3版二つ折り冊子に変化が見られたので、そのことを紹介したいと思います。「人権と福祉を守る高梁市協議会(人権連)」の長谷川卓夫会長に高梁市行政における変化の中身と経緯をインタビューしました。長谷川さんは、高梁市ではリーフレット作成にあたり毎年委員会で意見交換をしており、長谷川さんはその委員会で「同和」に関する特別施策が終了して20年が経過する中で何も問題は発生しておらず、市としてこの一文は削除すべきではないのかと提案。同席していた別の委員からも個別分野での人権課題に加え「さまざまな人権問題」の中に掲載されている「同和問題」については現状に照らし合わせて掲載する必要性はないのではと賛成発言があったとのこと。こうしたことを受けて、高梁市は令和6年度版から「同和問題」に関する記述を削除したようです。