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選挙の自由を奪う「公選法」は世界の流れに逆行

08年03月25日 yoshioka

23日、大分市内で豊後高田市議会議員の大石忠昭さんに対する公選法選挙弾圧事件の最高裁判決報告集会が行われ、岡山から6名が参加しました。全体では200名くらいの参加だったと思います。結果的に、大分地裁・福岡高裁判決で問題となった公民権停止は破棄されたものの罰金15万円という判決内容になりました。公民権停止が破棄されたのはあたりまえのことですが、罰金がついたのは残念です。

裁判では地元の保守系議員や自民党議員までもが、裁判で「大石議員は豊後高田になくてはならないすばらしい議員」だと日常活動の正当性や大石さんの人柄を証言しています。また、エリザベス・エバットさんやシン・ヘボンさんなど国際法や欧米諸国の選挙法に詳しい方々の証言でも他の先進諸国と比較して日本の公選法はあまりにも問題だらけであることが裁判を通じて明らかになりました。

大石さんや支援した全国各地の多くの皆さんは、報告集会で壇上からこれからは、世界の流れに逆行している日本の公選法自体を変えさせていく国民的な運動が必要だと口々に述べ会場は大きな拍手で包まれました。選挙はもっとのびのびと明るく自由にやるべきです。そんなことを考えさせられた報告集会でした。

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