2008年度人権問題岡山県民講座のお知らせ
08年07月14日
お手伝い
岡山県人権連主催の「2008年度人権問題岡山県民講座」を10月20日(月)、山陽新聞社さん太ホールで開催します。たくさんのご来場、心からお待ちしています。
講 演 「(仮)先行き不透明な日本とこれからの課題」
講 師 中田 進 氏 (関西勤労者教育協会講師)
参加費 1500円
お手伝い 岡山県人権連主催の「2008年度人権問題岡山県民講座」を10月20日(月)、山陽新聞社さん太ホールで開催します。たくさんのご来場、心からお待ちしています。
講 演 「(仮)先行き不透明な日本とこれからの課題」
講 師 中田 進 氏 (関西勤労者教育協会講師)
参加費 1500円
yoshioka ガソリン・軽油・灯油がすごい勢いで値上げされつづけている中、麦やとうもろこしなど穀物についで、岡山名産のマスカット生産も大変な状況です。石油製品とバイオ燃料の資源となる穀物相場に引きずられる形で、乳製品も値上げが生産者を直撃しています。
チーズがなくなる、バターがなくなる中で、ケーキ屋さんも大変だということですか、スーパーの店頭からどんどん牛乳が減っていることが気になります。新婦人新聞でも一面で大きく取り上げられていますが、「牛乳」は減って、「加工乳」は増えているということです。牛乳は成分無調整なものだけにつけられるものです。
ところで海外から輸入されている乳製品の原料には、発がん性が懸念され日本国内では使用されていない ”遺伝子組み換え成長ホルモン” が使われていることはご存知ですか。
食品偽装・表示偽装が相次ぐなか、原材料がどこの何か、よく確認することが重要です。もっともそれ自体が偽装されていたらよくわかりませんが。(どうすれば偽装を見破られるか私にもわかりませんが)
牛乳生産農家はかつて全国で50万戸以上あったが、今日では2万数千戸程度ということです。ほとんどの加工乳製品は海外に依存する理由は、国内の生産農家の買取価格を国が仲介せず、農家とメーカーの直接取引としたためです。米価とあわせて、子どもたちの給食などにも欠かせない安心・安全・新鮮な牛乳は、そのうちスーパーの店頭から姿を消すかもしれません。急に牛は乳を出すことはできないのです。米も急に増産できないのです。
これも日本の農政・自給率と大きく関連した内容として重要です。
tanaka 第二回常任幹事会がおこなわれ、さまざまな取り組みの報告ならびに今後の活動について意見が交わされました。特に今年の大きな部分として後期高齢者医療制度の廃止を求める署名と高校・大学の授業料減免制度の拡充及び奨学金制度の創設に関する陳情署名、この二つの署名を人権連で独自に全国規模での取り組みとして行うことを全国大会で決定した流れを受け、常任幹事会で議論し、岡山県人権連も大いに宣伝もしながら、目標を達成したいとの決意をかためあいました。今後は各地域組織と連携をさらに強め、ともに奮闘を誓い、われら国民のちからで社会を発展させましょう。
yoshioka 有事法制が着々とすすみつつある中、岡山県人権連も団体加盟している岡山県原水協は、自治体合併で条例や宣言が失効していることを受けて、県下すべての自治体議会宛に「非核平和都市宣言」と「非核日本宣言」の2つの宣言の採択を要請し、PRもかねて「非核・平和キャラバン」行動を行いました。
そのなかで、6/25備前市議会が「非核日本宣言」意見書を採択しました。これは県下27自治体の中で16番目となります。
「非核平和都市宣言」は以前のすべての自治体議会で採択されていましたが、それとは別に日本政府に国として、核兵器を持たない・持ち込ませない・つくらないという非核宣言を求めるのが「非核日本宣言」の主旨です。県下の自治体議会の中には、まだこの非核日本宣言の意義や主旨を理解せず否決したところもあるようですが、自治体住民の安心安全な日常生活を平和的に願うなら、備前市同様、すぐに採択すべき中身です。
yoshioka 21日、22日、全国人権連の第3回大会が名古屋で行われ岡山から中央役員の外、代議員8名と傍聴3名が参加し、全国的な取組みの状況を交流しました。岡山からも2名が発言。
大会関連記事は、「地域と人権」全国版と岡山版の7月号に掲載されますので、そちらでご覧下さい。大会期間中は、全国的に集中豪雨で大変だったようです。