09年04月2日
yoshioka
全国人権と岡山県人権連主催で、3月28日、岡山市の「岡山ロイヤルホテル」において、昨年11月7日に急逝した、故・「石岡克美さんを偲ぶ会」を開催し全体で155名が出席。偲ぶ会では、石岡さんの写真や映像がパワーポイントで上映され15人が「追悼の言葉」を送りました。
新井直樹全国人権連事務局長の開会挨拶と「黙祷」に続き、全国人権連の丹波正史議長と岡山県人権連の竹本桂子副議長が相次いで挨拶に立ち石岡さんを偲び思い出の一端を述べました。その後、平塚新吾・全国人権連副議長(福岡県連議長)の音頭で「献杯」した後、会食を行いながら、約13分間、プロジェクターを使って、写真や映像で石岡さんの運動における半生が上映されました。そこには、若き日の石岡さんやデモ隊の先頭で横断幕を持ち行進する姿から、亡くなる2ヶ月前に岡山県連が開催した「部落問題シンポジウム」で挨拶する石岡さんの姿と音声が映し出されました。
「追悼の言葉」は、大同啓五さん(国民融合全国会議事務局長)、明石将敬さん(岡山県革新懇事務局長)、仁比聡平さん(日本共産党参議院議員)、岩間一雄さん(NPOおかやま人権研究センター理事長・岡山県社保協会長)、奥山峰夫さん(社団法人部落問題研究所理事)、江草ケイ子さん(新日本婦人の会岡山県本部会長)、武田英夫さん(日本共産党岡山県議員団団長)、池田実次郎さん(広島県人権連議長)、妹尾幸敏さん(岡山県労働組合会議議長)、前川守さん(三井造船思想差別撤廃共闘会議)、藤野修二さん(元故岡山県高教組役員)、中元輝夫さん(治安維持法国家賠償請求同盟岡山県本部副会長・国民救援会岡山県本部副会長)、西村導郎さん(高知県人権連事務局長)、東延さん(全国人権連顧問)、小林軍治さん(元岡山県高教組役員、元高校部落研指導者)といった方々。
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09年03月2日
yoshioka
2/24岡山地裁42号法廷(近下裁判長)へ傍聴に行ってきました。私は3次訴訟の原告ではないが、当然同じような判決がでるのだろうと興味深々。名古屋判決が、「自衛隊のイラク派兵は憲法9条1項違反」と画期的な判決を下した後の岡山での判決だけに、岡山でも同様のものがでるのかと少し期待していたものの、結果は「控訴棄却」「憲法判断には踏み込まない」というものでした。(写真は、NPO会館で行われた「報告集会・記者会見」の様子。テレビカメラ6台、クルーや記者は20人位いました)
法廷で主文と簡単な理由説明が行われたとき、岡山地裁の裁判官も司法に付与された「違憲立法審査権」を果たさずやはり逃げたのかと少しばかり暗い気持ちになったものです。
しかし、その後、NPO会館に会場を移して、5時から行われた「報告集会」と「記者会見」では、私たちにも判決文の理由書(抜粋)とそれに対する弁護団側の見解等が文書として配布されました。判決の全文を踏まえた弁護士の報告によれば、名古屋高裁が打ち出した「国民の平和的生存権は承認する」と再度、司法としての追認が明言されていること、さらに「平和的生存権」に関して、司法判断として、初めて《「徴兵拒絶権」「良心的兵役拒絶権」「軍需労働拒絶権」など》と規定・明記されていることなどの説明を受けて、憲法判断は避けたものの平和的生存権を認め、その中身までも提起するとは、「なかなかやるな」と少し裁判官を見直しました。
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09年02月12日
yoshioka
岡山県人権連も団体加盟している岡山県社会保障推進協議会(県社保協)は、雇用情勢の悪化や相次ぐ社会保障制度の後退によって、岡山県内で路上生活を余儀なくされている人たちへの支援相談会を2月と3月に開催するにあたり、2月5日夜、各団体代表が4班に分かれて、岡山駅、運動公園、城下公園などの周辺で訪問活動を行いました。
路上生活をしている方々への支援は、岡山では6年前からキリスト教会関係を中心に組織化されている「野宿者を支援する会」というところが毎週日曜日にボランティアの人たちを組織して取り組んでいることは有名です。
私たち岡山県社保協は、そういった方々の支援活動とは別に、野宿者を支援する会からもアドバイスを受けて今回の活動を計画。
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09年01月5日
yoshioka
昨年末は、心配していた雇用問題で、大きな嵐が吹き荒れだした年だったと思います。岡山でも大学生の内定取り消しがはじまり、高校生にまで広がりをもち始めたことで、各学校の就職担当やクラス担任を大いに悩ませたようです。この動きは4月頃まで続きそうですが、その4月には、今度は期間を定めた労働者の雇用延長の取り消しも大規模に発生するのではという心配もあり、雇用情勢をめぐって実に不安定な年明けとなった気がします。
こういった社会のゆがみが、教育のゆがみや犯罪の増加につながらないように切に願いながらこの一年を頑張っていきたいと思います。
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08年12月22日
yoshioka
ノートルダム清心女子大学を訪問し、教務部長や事務部長と話し合いをもちました。大学訪問のいきさつや話し合いの内容は、これまでの大学と同じ内容です。意見交換してよくわかったのは、この大学に関しては、卒業生の皆さんが大学に毎年かなり寄付をして、その資金が学校独自の奨学金制度に活用されているというこでした。また、入学金なども国立大学とほぼ同じ水準となっていて、比較的おさえられているということが特徴的でした。
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