我が家に「めじろ」あらわる
08年03月4日 yoshioka
3月になってもまだ雪。県北は平地の雪は消えましたが、まだまだ山間部に入ると長靴がいるほどの積雪です。そんな田舎に住んでいる私の家に昨日1羽の「めじろ」がやってきました。♂♀は不明。台所の窓の外にある「黄色のやまぼうし」と「アメリカはなみずき」を約10分間程度、交互に飛び回って、どうやら小さな虫をついばんでいたようです。それを窓の中から我が家の愛猫が目をきょろきょろさせて見ていました。
梅や桃の木によく訪れることもある緑色の小さな「めじろ」。目のまわりが白いことからつけられた名前ですが、昔からよく間違えられるのは、「鶯」です。日本画に描かれる「うぐいす」は、梅の木にとまっている緑色の愛らしい姿が有名ですが、実はこれは「めじろ」を見誤ったものです。昔の有名な日本画の巨匠もまちがえたのでしょうね。本当のうぐいすは、からだの色が茶色く目立たない、警戒心の強い鳥です。だから山で鳴き声は聴いても姿は見えないということになります。
今回のめじろの飛来は、寒い中にも着実に春がそこまできていることを感じさせ、寒々とした事件が多い日々のなかで、ほっとできる10分間でした。
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