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確定申告にみる

10年02月16日 yoshioka

1年前からリストラ・首切りで全国的に路上生活を余儀なくされてきた人たちへの支援として、岡山でも緊急路上生活者支援をおこなってきました。毎月、行動日には様々な人たちとの出会いがありました。昨年末ぐらいからは支援する人たちの中に若い人たちの姿もよくみられるようになりました。そんな中での年末派遣村の開村でした。今年に入って、倉敷で企業倒産・閉鎖で必要なくなった寮を一定期間解放してくれる人(オーナー経営者)もあらわれ、寒い中、みなさんなんとか頑張っています。

さて、2月にはいって確定申告の時期を迎え、連日、自主申告の相談者が各地の相談会場に。そんな中で実感しているのは、収入・所得金額のダウンです。消費税をおさめていた人も課税対象者でなくなったりしています。営業の売上額も軒並み大幅ダウン。それに対して、必要経費はそんなには少なくならないのが現実です。

家電や新車のエコポイント減税で買い替えた人が多く、昨年のGDPやGNPは少し上昇ぎみだとニュースはいいます。しかし、街ゆく人たちは誰もそれを実感できないといいます。その通りだと思います。収入は減り続け、公共料金などは増え続けているのですから。

そんな中で、今朝のテレビで2月の旧正月になってから隣国「中国けの富裕層の人たちが日本に買い物ツアーとして来日しているとか伝えていました。東京都心の一等地に建つ一泊5万円以上の超高級ホテルの2百数十室がすべてその人たちでうめつくさりれていると報道されていました。買い物も一人二百万円程度は買って帰るとか。新自由主義は破綻したけれど、貧富の拡大は世界的規模で拡大し続けています。日本政府も巨大企業も本腰をいれて人間を大切にする社会を考えなくては取り返しのつかない事態になると思っているのは、ほとんどの人の意見ではないかと思います。

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