同和・右翼を名乗って高額図書売りつけ逮捕
10年01月21日 yoshioka
今朝、毎日新聞JPやテレビのニュースでも報道されたので、見ていた人もいると思いますが、岡山県警組織犯罪対策1課は、社員らが同和団体や右翼団体を名乗って1冊5万円の書籍の購入を執拗に企業や団体、個人などに強要したとして、東京都北区に本社を置く書籍販売・出版社「エス・ピー・ピー」の岡山営業所並びに東京本社・関連事業所に家宅捜索に入った。
家宅捜索の結果はすべて公開されていないものの、同社の銀行口座などを調べた結果、書籍代金として数十億円の入金が確認されたという。県警では、現在、県庁や県消費生活センターなどに寄せられていた1冊5万円の高額図書の強要電話について関連を捜査中だという。エス・ピー・ピーという会社は、2007年にも同様の事件を引き起こしている。(この時は民主党議員が政治献金をもらって名義貸ししていたことが発覚)この時も、社員に「同和文献保存会」を名乗って電話をかけさせているなど、手口はまったく同じ。
5年ほど前の広島での「トラストジャパン」問題(こちらも元社会党副委員長の名前が出た)と同じように、今後、捜査の行方を注視することが必要な事件となるだろう。トラストジャパンは、脱税が逮捕容疑となったが、今回は、強要・脅迫行為が逮捕容疑となっている。
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