岡山県人権連

今年度人権問題研究集会の第２弾、高梁市での講演会が１月２６日行われました。旧備中関係での開催。高梁市文化交流館で開催された同集会は、参加者数は１１３人と、ちょっと少なかったのが残念ですが、岡山県年金者組合の田中博事務局長(元、岡山県高教組執行委員長)が、現在問題になっている雇用の問題や社会保障全体について、豊富な資料を使って講演。

高梁市でも住友・イーグルなど企業の一方的な「派遣切り」がはじまっていますが、講師を引き受けていただいた田中さんは、県労会議でやっている「労働１１０番」を担当しているメンバーのひとりとして、様々な具体事例を見聞きしているので、労働法制の１０年間の変節もわかりやすくお話しされていました。

今年度人権問題研究集会のしめくくり第３弾は、２月１日、日曜日に午前９時３０分から美作市勝田市民センター(美作市役所勝田支所隣接)で開催します。講師は、岡山県医療労働組合副執行委員長の福田幸恵さん。福田さんは、いまは組合県本部の専従ですが、４月からまた医療現場に戻って看護師として、患者さんたちと接することになるようです。忙しい合間をぬって、講演していただくことになりました。当日は、パワーポイントも使っての講演となるようです。テーマは、もちろん医療に関すること、そして社会保障に関する事柄です。