岡山県人権連

庶民の味方、秋刀魚を味わうことを毎年楽しみにしているのですが、燃料代高騰で北海道でまたも秋刀魚漁の船が一斉休業のニュース。なんとかならないものかと嘆きたくなります。事業所の電気料金体系も新しく変わりますとの通知が着たばかり。

このほど総務省から2007年度家計統計調査結果が発表されましたが、ここでも2年連続で預貯金を取り崩しながら生活している国民の実態が明らかになりました。給料はあがらない、不安定雇用や偽装も後を絶たないなかで、日常生活で欠かすことのできない食料品・燃料・医療費・学費・公共料金・税金だけが値上げされています。特に燃料代の相次ぐ値上げは、ガソリンや重油そのものの値段が上がったわけではなく、投機的なマネーゲームが原因だということは誰でも知っている事実です。日本政府もそうですが、主要先進国といわれている国々もほとんど何の手立ても打てないというのがいまの実態でしょう。

世界的なインターネットの普及と経済万能論・拝金主義といわれる新自由主義路線が暴走し、企業や個人の商行為をどこの国もコントロールできなくなっているいまの世界経済の行き着く先が問題です。マネーゲームの余波はあまりに大きいといわざるをえません。でも田舎で頑張っているサークルや個人も多いのも現実です。今度は、そんな人たちの活動をブログで取り上げてみ思います。それにしてもガソリン代一体どこまで上がるのだろう。イカに続いて今度は秋刀魚、なんとかしてほしい。