衆議院選挙を振り返る
26年03月2日
yoshioka
高市首相による唐突な衆議院解散によって2月8日投開票の第51回衆議院選挙が行われた。結果、戦後はじめて自民党が単独で3分の2の議席を獲得した。
選挙直前に衆議院の公明党と立憲民主党が統合した中道改革連合は大敗。人権・平和の重要性を訴えた各政党も議席を減らした。
選挙戦に入る前からマスコミ各社は自民党の圧勝予測を連日報道し、SNSでも高市応援団のネット掲載が拡散され今回の結果につながったとみられる。
自民党初の女性総裁、女性初の内閣総理大臣を前面に押し立てた選挙戦略によって、自身も含めた「政治とカネ」「自民党裏金議員」は全員議員復活した。
今回の選挙結果によって、自民党はすべての委員会の委員長ポストを手中に収め、維新との連立で憲法改正に向けた議論を加速させる体制に入った。
高市政権が推し進めたい「強い日本」を強調する軍拡路線は、周辺諸国に深い警戒感を与え、同時に外国にルーツをもつ人たちが優遇されているとのデマ宣伝「排外主義的言動」も大きな問題となっている。
自民党や参政党のように戦前の天皇主権の明治憲法を彷彿とさせる憲法への復古主義思想の拡大は、多くの日本国民が求めている考え方と相いれない。住んでよかったといえる地域社会づくりを掲げる地域人権運動の立場から改憲に反対していくものである。