08年11月10日 yoshioka
7日午後、県人権連常任顧問の石岡克美さんが亡くなったとの知らせにまずは吃驚。朝、中高年事業団の幹部に「最近事務所に石岡さんは行ってるの」と聞いたばかりだった。その後の突然の知らせだった。
亡くなった石岡克美さんは、1940年1月生まれ、享年68歳でした。8日のお通夜と9日の岡山市長岡の「東岡山シティーホール」で執り行われた葬儀には県下各地だけでなく全国各地の人権連組織の代表や生前懇意にされていた方々をはじめ、県庁や民主団体・労働組合の方々、ご近所の方々など、全体で200名を超える方々の参列で式場も一杯でした。私も受付を手伝いながらしみじみした想いに。 続きを読む »
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08年11月6日 yoshioka
麻生総理大臣が言い出した政府の総額2兆円の「生活支援定額給付金」については、どうやら年収1500万円以上の世帯を支給対象から除外する方針らしいが、なぜ年収1500万円が所得ラインなのだろうか。根拠はなんだろう??、でもまたいろいろ変わるんだろうな。
さらに連立を組む公明党が求めている年度内支給のために所得把握は証明を求めない「自己申告方式」にするというが、虚偽申請が出る可能性や、全国に数万人いるといわれている路上生活者やネットカフェや個室ビデオ店で暮している路上生活一歩手前の難民たちには、いったいどうやって、今回の支給をするというのだろう。住民票や戸籍も無い人たちまでいるこの国で。 続きを読む »
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08年10月31日 yoshioka
岡山県人権連も構成団体となっている「働くルールを確立し就職保障と人権を守る岡山連絡会(略称:岡山就職連絡会、議長・中島純男岡山県人権連議長)」は、10/29に岡山県教育委員会、10/31には、厚生労働省岡山地方労働局と今年度秋の交渉を行いました。岡山県労政雇用対策課との交渉は時期を調整中。
この交渉は、毎年、春と秋の2回行われていますが、特に今秋の県教育委員会交渉では、アメリカのサブプライムローン問題に端を発した金融の不安定化と実態のない株価の暴落に加え、円高が輸出にたよる企業業績を圧迫すると予想されるなか、新聞報道にあるように岡山でも大学生の就職内定が取り消される事態となっている点を注視して、今後、高校の新卒者などに、こういった影響が出ないよう幾つかの点について申入れを行い意見交換を行いました。 続きを読む »
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08年10月1日 yoshioka
9月に行われた岡山県社会保障推進会議(人権連団体加盟)の全県キャラバンのまとめが出来上がりました。それによると様々な課題があることが浮き彫りになっていますが、特に気になるのは、健康保険証の取り上げにともなう短期保険証と資格証明書の急激な発行拡大です。
国の推し進めた市町村合併にともなって、自治体裁量が充分活かしきれないなかで、結果、資格証明書の発行件数が年々増加していることが実数地として確認されました。
岡山県下の全体件数を見てみると、2004年(1232件)、2005年(1849件)、2006年(2509件)となり、直近の2007年6月(3066件)、2007年10月(4211件)、そして2008年9月まとめとして4463件と急激な伸び率を示しています。この件数の中には、少数ですが、母子家庭からの保険証の取り上げによる資格証明書発行数も含まれています。
国の厚生行政があまりにひどくなる中で、県・自治体の果すべき役割は大きくなっていますが、実際には地域住民を守る取り組みとなっていないのが現状です。
尚、今回の調査時点で、資格証明書を発行していない自治体は、総社市・高梁市・吉備中央町・早島町・里庄町・新庄村・鏡野町・勝央町・西粟倉村・久米南町でした。財政状況が大変な中でもこうやって頑張っている自治体もあるのはちょっと安心です。
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08年06月18日 yoshioka
長寿医療と呼びかえるなどこそくな手段を使っても廃止を考えないとする平成の「姥捨て山」政策とやゆされる「後期高齢者医療制度」の廃止を求めて全国各地で、署名や街頭宣伝活動に加えて、政党や自治体、国・県・市町村会議員に対して怒りが集中しています。
このような中で、岡山県人権連などで構成する岡山県社会保障推進協議会(社保協)は、民主会館3F会議室に特設の「後期高齢者医療制度相談ダイアル」いわゆる「高齢者110番」を緊急設置しました。高齢者110番は本日6月18日午後4時まで実施します。
政治の失政である貧困や格差拡大のつけを国民に押し付ける「後期高齢者医療制度」問題だけでなく、介護保険料問題や市県民税の大幅アップなど、高齢者を取り巻く社会環境や各種制度への不満や切実な思いは多いと思います。
高齢者本人だけでなく、ご家族の方々からのお電話もお待ちしています。ご相談はケースワーカーが誠意をもってお聞きします。
★高齢者110番 086-214-3918
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