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就職連が県教委・労働局と交渉

08年10月31日 yoshioka

交渉団、奥から2人目が中島会長岡山県人権連も構成団体となっている「働くルールを確立し就職保障と人権を守る岡山連絡会(略称:岡山就職連絡会、議長・中島純男岡山県人権連議長)」は、10/29に岡山県教育委員会、10/31には、厚生労働省岡山地方労働局と今年度秋の交渉を行いました。岡山県労政雇用対策課との交渉は時期を調整中。

この交渉は、毎年、春と秋の2回行われていますが、特に今秋の県教育委員会交渉では、アメリカのサブプライムローン問題に端を発した金融の不安定化と実態のない株価の暴落に加え、円高が輸出にたよる企業業績を圧迫すると予想されるなか、新聞報道にあるように岡山でも大学生の就職内定が取り消される事態となっている点を注視して、今後、高校の新卒者などに、こういった影響が出ないよう幾つかの点について申入れを行い意見交換を行いました。

また、労働局交渉では、雇用確保に関して、フリーター常用雇用プランを実効性のあるものにすることや、最低賃金法にかかわる障害者の人間として労働者としての権利に関する課題なども具体的に出席者から提示され、局とやり取りを行いました。

さらに、障害者法定雇用率未達成の企業に関しては、11月に全国的なまとめが厚生労働省段階で出されるなか、以前から問題となっている全国ワースト3位の岡山県教育委員会の雇用問題についても話し合われ、局側も今年度で県教委から提出されている「雇用改善計画書」の効力が切れることから、新たな計画書の提出を求めるが、本省からも岡山県教育委員会の件はどうなっているのかという声もあり、今後、強い指導も必要となると見通しを示した。

労働局との交渉では、事業主への労働時間管理徹底と不払い残業の根絶、個別労使紛争問題など幅広く話し合われ時間を多少オーバーして終了しました。

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