| 岡山県地域人権運動連絡協議会 | 全国人権連 |

立花町連続差別葉書事件、週刊ポストは何を意図しているのか

10年08月11日 yoshioka

週刊ポスト8/20事件の概要は当時、被害者と目されていた町役場嘱託職員であった被害者自身による「自作自演」の差別でっちあげ事件として、裁判で決着済みなのでここでは詳細にふれないが、この事件のその後の動きなどが週刊ポストで連載されはじめた。何回連載されるのか、どういった意図で取り上げようとしているのか第1回目を読んだかぎりでは不明。

しかし、先の参議院議員選挙で部落解放同盟中央本部書記長(組織推薦候補)である松岡徹元参議院議員が落選し、解放新聞一面で「参議院選挙総括を中心に議論した解放同盟中央常任委員会の席上、松岡氏自ら『次の参議院選挙にはでない。書記長も辞任したい』と発言し退席した」とあるなど、この間連続して明るみになった部落解放同盟がらみの不祥事や差別糾弾闘争などによる国民感情との乖離なかで、今回の連載がはじまったのは気になる。

分類・ 備忘録 | コメント募集中 »

「人間」について考える時期がきている

10年08月6日 yoshioka

百歳以上のお年寄りの少なくても57人が所在不明。一方、児童虐待も年々増加しているという。今年1月~6月の全国の児童虐待数は百八十一件。自分を生み育ててくれた親について質問されると「20年前からあってない。どこにいるのかわからない」と答え、その孫の相当する年齢の18歳以下の児童虐待も過去最高のペースで増加している。虐待を受けた子どもたちは餓死や、暴行が原因で死亡しているケースもある。日本は、いったいいつ頃からこんな国になったのだろう。学名「ホモ・サピエンス」、生物学的には「ヒト」と表記される私たち人類。日本語では「ニンゲン」漢字では人の間と書いて「人間」と表わす。人と人とのつながりを意味する人間の意味が問われている。

分類・ 備忘録 | コメント募集中 »

[革新懇]学習と交流会の紹介

10年07月22日 yoshioka

全国革新懇は、「3つの共同目標」を掲げている。

Ⅰ.日本の経済を国民本位に転換し、暮らしが豊かになる日本をめざします。
Ⅱ.日本国憲法を生かし、自由と人権、民主主義が発展する日本をめざします。
Ⅲ.日米安保条約をなくし、非核・非同盟・中立の平和な日本をめざします。

チラシ戦後、「格差と貧困」がこれほど拡大し、働いても働いても低賃金のままで「ワーキングプア」と呼ばれる生活保護基準以下で生活を強いられる人たちがいまなお増加する一方、内部留保を増やし続けている巨大企業や株取り引き等で莫大な利益を得ている大金持ちには、国はいまよりもっと法人税率や株取引税率を引き下げる方向だ。これは、7/11投開票された第22回参議院選挙を前に財界・米国政府・IMF等から日本政府に向けて出された「要望書」にも掲載されている内容と合致している。 続きを読む »

分類・ 備忘録 | コメント募集中 »

刑事弁護士が語る裁判員裁判(大阪経法大出版部)

10年07月15日 yoshioka

大阪経法大出版部先日、京都で大阪経済法科大学の奥山峰夫教授からこんな本があるので読んでみてと渡された一冊の本。A5サイズ、厚さ1.5センチ、全体249ページのコンパクトな本のタイトルは、「刑事弁護士が語る裁判員裁判」と表題があり、その下に「ナニワの法廷から」とある。大阪経済法科大学出版部、2009年5月21日発行。

発行に至る過程は、1ページ目の「はしがき」にあった。それによると同大学法学部では「地域社会と法」と銘打った講義あり、2008年度のテーマが裁判員制度であると記してある。全国的に裁判員制度がはじまる中で、多くの人々が同制度に関心をもちはじめた頃だ。同大学では、大阪弁護士会所属の刑事事件の裁判を担当する刑事弁護士9名に依頼してリレー形式の講義を4月から7月にかけて実施。この中には、和歌山カレー事件を担当する弁護士も。 続きを読む »

分類・ 備忘録 | コメント募集中 »

県社保協恒例秋の自治体キャラバン決まる

10年07月12日 yoshioka

7月の岡山県社会保障推進協議会(県社保協・会長、岩間一雄岡山大学名誉教授)は、7月の事務局会議で今秋の自治体キャラバンの日程や国保改善運動交流集会などについて話し合いを行い日程等を確認しました。

☆自治体キャラバン日程-9月1日~3日、この3日間で県下すべての自治体を訪問し懇談意見交換も含めて一定の改善要求などを行います。自治体には8月4日頃にその内容を送付。そのための事前会議は8月18日に関係者を招致して行われる予定。

☆国保改善運動交流会-11月16日(土)13時30分~16時 サンピーチ岡山ピーチホール、約100人予定。記念講演「国保の現状と問題点」 講師:芝田英昭氏(立教大学教授)。報告:①国保広域化の動きと問題点(赤坂てる子県議会議員)、②岡山市での国保料引き下げの運動(岡山市社保協)、③被保険者の事例から(岡山県民医連)、④全県キャラバンを取り組んで(川谷宗夫県社保協事務局長)

☆朝日訴訟第1審判決50周年記念集会-9月25日(土)13時30分~ コンベックス岡山「国際会議場」160~240人収容。(朝日訴訟ブックレット24ページ仕立@100円の普及)

分類・ 備忘録 | コメント募集中 »

« 前の記事 次の記事 »