13年06月13日
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新婦人しんぶんの6月13日号の8面に「天空のかかしの里」標高800mの徳島県三好市東祖谷名頃という地域が紹介されています。色々なところに「かかし」が、それもほのぼのと人間らしい表情が全体からにじみ出ています。岡山県新見市の山奥にも本物そっくりの「かかし」が登場して、それを見物に行く人が多いですが、この「かかしの里」はすごいとおもいます。
失われつつある人と人の「つながり、いたわりあい、助け合いは」は、東日本大震災以降、「絆」という言葉でクローズアップされてきました。安倍首相の言う「美しい国」や愛国心を強制する道徳教育では、「絆」や「つながり、いたわりあい、助け合い」は生まれてきません。「かかしの里」記事は改めてそのことを気づかせてくれたといえます。
ぜひ、一度はこの目で見てみたい日本の原風景です。みなさんもぜひ行ってみてください。
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13年05月31日
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岡山県人権連は、5月11日、岡山国際交流センターにおいて、第10回定期総会と岡山県水平社創立90周年記念レセプションを開催しました。
総会では、岡山県人権連を結成して9年が経過する中で、憲法を根底から変えようとする政治勢力とのたたかいをはじめ、地域人権憲章の普及と学習を組織建設と結びつけるなどしていくという運動方針案が満場一致で採択されました。
総会終了後、同センターで各界各層代表、招待者、人権連会員など、全体で130人を超えるが出席して、岡山県水平社創立90周年記念レセプションが開催されました。
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13年05月15日
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5月13日の日本維新の会共同代表、大阪維新の会代表、大阪市長という要職にある橋下徹氏の女性蔑視、人権感覚が欠如した暴言に強く抗議し、岡山県人権連では、大阪市・維新の会本部宛てに以下の抗議文を送りました。宛名は「大阪市長」「維新の会」で分けています。夜のニュース映像を見ながら、彼のあまりの稚拙さに驚き、モラルの無さにあきれました。
[抗議文]
2013年5月15日
大阪市長橋下 徹 殿
貴殿の「慰安婦制度は必要」「風俗業活用」の女性蔑視、人権感覚が欠如した暴言に怒りを込めて抗議する
岡山県地域人権運動連絡協議会議長 中 島 純 男
5 月13 日、日本維新の会共同代表、大阪維新の会代表であり、大阪市長という要職にある貴殿が「『慰安婦』制度は必要だ」「(沖縄で米海兵隊司令官に)もっと風俗業を活用してほしい」と述べた貴殿の発言は、人権感覚が欠如した暴言と言わざるを得ないものである。私たち岡山県地域人権運動連絡協議会は、部落問題解決などをはじめした人権確立を取り組んできた立場から、女性の人権をここまでふみにじって恥じない貴殿の暴言に対して、満身の怒りを込めて強く抗議するものである。貴殿は、この間、大阪府知事時代、大阪市長となった今日まで、多くの人たちの人権を平気で踏みにじる発言や行為を繰り返してきた。こうした人権感覚の欠如と公人としての認識の無さは、もはや公党の代表、市長、政治家として失格であることを厳しく指摘しておきたい。
日本軍「慰安婦」問題は、日本が過去に起こしたアジア地域への侵略戦争のなかで女性の人権を極限まで蹂躙した「性奴隷」制度であり、「人権侵害」「戦争犯罪」として、世界から日本政府に一日も早く責任を認め、謝罪することが求められている問題である。貴殿は、安倍首相とともに、先の侵略戦争と慰安婦問題という歴史的事実をゆがめ、今回、「こうした制度が必要だ」と発言した。この発言は、これまで米軍関係者による相次ぐ事件の被害者及び関係自治体住民に計り知れない深い傷を負わせる暴言である。世界各国でも公党代表、市長という公人の立場にある者の発言として到底受け入れられない内容である。
「風俗」発言も、米軍基地の性暴力の被害根絶の声を上げ続けている沖縄をはじめ、各地の女性・国民を冒涜するものである。こうした発言を繰り返す貴殿が、市民・国民の人権など守れるはずがなく、これまでの暴言の撤回と謝罪、公党代表と大阪市長の辞任を強く求めるものである。
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13年04月3日
yoshioka
県人権施策推進課から岡山県人権啓発ハートフル講座の案内が届きましたので、紹介します。講師は、元シンクロスイマーの武田美保さん。演題は「夢をおいかけて~家族の支え・家族の大切さ~」。
応募方法等は、下のPDFを開いて下さい。申込用紙となっています。
申込書PDF
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13年02月13日
yoshioka


昨年に続き、今年2月2日、岡山市勤労者福祉センターを会場に開催した「岡山県地域人権問題研究集会2013」には、午前、午後を通して県下各地から220人が参加しました。
今年は、午前の部は小畑隆資・実行委員長の「基調講演」。内容は、自民党の復権にからめて昨年自民党が発表した憲法改正草案の中身をどう読み解くかというもの。また、そこから見えてくる自民党としての国の在り方、国民の位置づけを現憲法を根こそぎ性格を変えようとする危険な内容となっている点を詳しく解説。
現行憲法は、そもそも「国民は主権者として「憲法」を定め、国政を担う者たち(権力側)へは憲法遵守義務を科している。自民党草案では、自衛軍の定めもさることながら、国民の基本的人権は「公の秩序」「公益」の範囲内で保障されるとあり、日の丸・君が代、を含めて憲法遵守もまずは国民が負うべきだと明記している。ここでいう「公の秩序」とは、国の体制に逆らうなということであり、「公益」とは集団的自衛権(アメリカと一緒に戦争できる権利)のことで、戦争に反対することは許さないというもので、なかなか危険な内容となっている。
午後からは、少人数のグループにわかれてテーマ別に報告・討論が行われました。詳しい内容は、岡山県人権連の発行している「地域と人権」岡山版2月15日号に掲載しています。
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