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水俣病不知火患者会全国オルグ団の来所

08年05月27日 yoshioka

半世紀が過ぎてなお「水俣病訴訟」はまだ終わっていないことを全国の人々に知ってもらいたいと、5/24はるばる熊本県水俣市から「水俣病不知火患者会」のメンバーと原告団を支える若い弁護士等4名が宣伝カーで岡山県入り。

岡山県内では公害病ということで以前から親交の深い水島がある倉敷市を訪問したとのこと。

オルグ団の人たちは、「全国的に水俣病訴訟は終わっているという認識が強いようだけど、実は水俣病の根源である汚染物質が除去されておらず、新たな発症者・患者が30才代でもはじまっているなかで、第5次訴訟に発展している」ことを説明してくれました。

オルグ団の人たちは、全ての水俣病患者の救済を求め裁判を闘っていることを全国各地の人々に知ってもらいたいと5/15に熊本県庁を出発し、第8次行動(最終7/4、北海道)まで頑張るとのこと。

★「みなまた現地調査」実行委員会主催の「現地調査」が8/23(土)12時~翌24日12時まで水俣市・芦北町・出水町で行われる。

★水俣病/公害の原点ともいわれる水俣病は、熊本県水俣市にあるチッソ株式会社の工場排水に含まれる有機水銀によって汚染された魚介類を食べることで引き起こされた大規模な食中毒事件です。排水規制や漁獲禁止などの措置がとられなかったため、汚染は不知火海一円に拡大し、その被害の裾野は現在に至るまで検証されていません。患者さんたちの闘いは今も続いています。[水俣病スライド]

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