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全国革新懇中四国ブロック交流会・米子

10年09月21日 yoshioka

全体会・午前9月19日、米子市皆生温泉街にある「米子市観光センター」の多目的ホールと研修室を使って、中四国ブロック交流会が開催されました。開催は前回の岡山から2年ぶりのこと。当日は、11時~夕方5時まで有意義な集会となりました。ただ、帰りは各地で交通が大渋滞、岡山市内組は10時に。岡山県全体で32人が参加。会場は椅子さえ足りない状況で大盛況。全国人権連の各県役員の姿も。

開会あいさつは、全国革新懇代表世話人の大黒作治・全労連議長が行い、政治・雇用・貧困など今日の社会情勢の変化と特徴について述べ、国民生活、政治を変えたい、当たり前の生活や仕事のあり方を願うその思いを実現するには全国革新懇を大きくしていくことしかないと力強く訴え、ブロック交流会開催の意義を強調。

歓迎のあいさつを兼ねて、小林勝洋・鳥取県革新懇常任世話人(日本共産党鳥取県員会委員長)が、「革新懇運動の今日的意義と鳥取での教訓」と題して報告。小林さんは、鳥取大学副学長を中心に鳥取革新懇が「フォーラム」を開催し、財界の重鎮として知られる品川正治日本経済同友会終身幹事で全国革新懇代表世話人を招き、集会を成功された後、品川さんを囲む会で、保守・革新の別なく同じテーブルで酒を酌み交わしながら意見交換する中で、「保守」「革新」といわれる人たちの思いや考えていることが互いに理解が深まり、そうした流れが鳥取では、各地の自他共に保守層と言われている人たちと産業問題や地域の将来像で懇談が進み「林業シンポ」の開催や「町づくり地域づくり」へと発展している、保守・革新というレッテルは革新懇運動を進める上で不要だと強調しました。その上で、鳥取県革新懇では、会員登録が無理なら、読者としての会員になってもらう方式を取り入れ、県下各地に革新懇をつくろうと奮闘していると報告しました。

第2分散会・午後午後1までの午前の部は、11人から職場や地域、分野でそれぞれ取り組んでいる経験と課題、教訓が語られ、岡山からも岡山市革新懇の事務局長の氏平さんが「情勢は劇的に変化してきている。無党派も含め、様々な立場の人が発言でき主張できるのが革新懇の強み。岡山市革新懇は16団体を要し、路上生活者支援に取組み、シェルター設置などを岡山市に要望、実現してきた」と発言。

午後の分散会は3つの会場で。私の参加した第2分散会では、各県参加者から経験や意見が相次ぎ17人が発言。岡山から参加した年配の参加者は、「実は革新懇がよく分からず参加した。今日この交流会に参加してやっと革新懇の重要性を理解できた。何を課題にしてもいい、一人からでも革新懇運動はできるということを知って、なるほどそれならやろうという気になった」と元気に発言。美作革新懇の代表の仲西さんは、「津山では各種団体が集まって要求をまとめ実現に向けて取組みを進めている。その中心革新懇がある」と存在意義を強調。

各分散会とも同じように活発な意見や質問が行われたようです。第2分散会では少なくとも2年に1回ぐらいはこうした交流会をもちまわりで開催してはという意見も出されました。

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